お客さんはたくさん来ているのに、客単価が低くて利益が残らないという状況になっていませんか?
一見、繁盛しているように見えるお店でも、ふたを開けてみれば、実は自転車操業だったりすることが少なくありません。
仕事は忙しいのに、利益が残らない、、、何がおかしいのでしょうか?
そうならないためにも、以下にお伝えする正しい販促活動の順序を守って行動することを心がけてください。
正しい順序とは、
1.客単価アップ/一人当たりの利益額をアップする
2.既存客のリピート対策
3.新規客の集客
となります。
なぜ、この順序で取り組むことが重要なのか?
店舗経営者の多くは、新規客を集めることばかりに力を入れ、そのほかのことには、あまり興味を示さないということが多々あります。
そういう方たちに共通している考えは、新規客数が増えれば、売上と利益があがると信じて疑わないということです。
新規客を集めることよりもリピート対策を優先する
そのような考えを持っていると、仮に新規の客数が増えていったとしても、 そのお客さんたちが、再度来店するためのお店側の仕掛けがなければ、いくら新規客を集めても、集めたそばで網の目からこぼれ落ちるように流出してしまうのです。
ですから、新規客を集めようと思ったならば、その前に、一度来たお客さんが、再来店する仕掛けを準備しておく必要があります。
リピート対策よりも客単価アップを優先する
お客さんが順調に増えたとしても、一人あたりの利益額が低ければ、儲からないは当然です。
苦労してお客さんを集めても、薄利多売であれば、朝から晩まで働けどその苦労は報われません。
あなたのお店を長く繁盛させ続けるもの、そしてあなた自身の幸せの源は、利益以外のなにものでもありません。
したがって、あなたが最初にやるべきことは、客単価アップの対策です。
1.適切な利益が取れる価格で売れるようにする
2.購入点数が増えるような店内での販促活動をする
この2点を押さえておくことです。
お店の売上と利益を伸ばしていくには、
1.一人当たりの適正な利益額が取れる価格の設定
2.メニューブック、POP、陳列の工夫や声掛けなどによる客単価アップ
3.再来店(リピート)の仕組み作り
といった順序で行動し、その後に時間とコストのかかる新規客を増やす取り組みをしていくのです。