
あなたのホームページに見込み客のアクセスが集まるようになってきた。
次に気になるのは、やはり成約率です。
せっかくホームページにアクセスがあっても、売れなければ意味がありません。
売上をあげているホームページは、実はお客さんが買いたくなるような、あるシンプルなルールで作られています。
あなたは、見込み客があなたのホームページを訪れてくれた時に、クリックをしてくれる回数は何回くらいだと思いますか?
なんと、3クリック程度しかありません。
すなわち、見込み客が目的としているページに、トップページから2クリックから3クリック以内にたどり付かなければ、そのホームページから離れていってしまい、売上のチャンスを逃してしまうということです。
さらには、1クリックごとにお客さんの購買意欲はどんどん下がっていくという傾向があります。
ネット販売大手のアマゾンや楽天が1クリックで購入できるようにしているのも、こういった理由があるからなんですね。
売れるホームページにするための条件は、極力「クリック数を少なくすること」です。
1ページ1ゴールが基本
ホームページの成約率を高めるためには、1ページ1ゴールにすることが効果的です。
例えば、商品が売れるまでに必要な情報として、
・商品説明
・実績
・価格
・お客様の声
・保証
などがあります。
これらの情報をまとめて縦長の1ページにします。
そして、そのページにあるボタンは唯一、ページの一番下にある「購入する」のボタンのみです。
これが1ページ1ゴールという意味です。
縦に長いページだと読みづらくありませんか?と気にされる方もいますが、そんなことは全くありません。
途中にたくさんのリンクが貼ってあり、あちこちのページに飛ばされて情報を拾わされるよりは、ストレスなく見てもらうことができます。
無駄なリンクをなくす
リンクが貼ってあると、読み手はクリックしたくなります。
リンクをクリックする度に、あなたが読んで欲しいこと、売りたい商品から気がそれていくことになります。
すなわち無駄なページヘのリンクをすべてなくして、1ページ1ゴールにするだけで、あなたが伝えたいことや商品について集中して読んでもらえるようになり、成約率がアップします。
あなたも縦長のページを読み進めていって、気がついたら購入してしまっていた経験がありませんか?
読み手は、こちらが思っているよりもページの長さは気にしていないものです。
まずは無駄なリンクをなくして、1ページ1ゴールを目指していきましょう。
執筆者プロフィール
坂田 兼一
会計事務所勤務時から100社以上の財務分析、事業計画作成セミナーや資金繰りアドバイスなどを実施。しかしながら中小企業経営者が現実に直面している課題の多くは、資金繰りのこと以前に「販売不振」であることが原因であり、現在は集客や売上アップのサポートを主軸に置いている。八王子や多摩地区を中心に、小さな会社の経営者、個人事業主や店舗経営者を対象に、3ヶ月・3ステップで集客や売上の課題を改善させることを得意としている。
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